

地図を見ながら、課題を解いていきました。
途中、それぞれの班にトラブルも発生(!)したようですが、班員それぞれの良さを活かし合い、また体力も多いに使い、それぞれの班が達成感を感じられる一日になりました。

無事、元気な子どもたちと全10回の活動を終えました。
通年コースに初めて参加する子どもたちが多いとは言え、やはりさすがは高学年。
リトルコースやキッズコースの子どもたちにはない高学年らしい活動への取り組みが見られました。
この一年間の活動では、班の仲間と一つの目的に向かっていくことの楽しさや難しさを感じる場面も多かったと思いますが、仲間と協調し、時には自分の気持ちに妥協もしながら、仲間と協力することの大切さを肌で味わったのではないでしょうか。
ジュニアコースでの経験を、心の成長の糧にしてほしいと願っています!

うどんといえば、四国の香川県の「さぬきうどん」や「稲庭うどん」が有名ですが、博多区の「承天寺」に「うどん発祥の地」という石碑があるのを知っていますか?
なんと!博多に最初にうどんの製法が伝わったそうです。
そんなうどんと縁が深い場所で、どんなうどんができるのか楽しみです。
今回はじゃがいも村にある「古民家かりん」で行いました。
和の「うどん」と和の「古民家」がとてもマッチしています♪
さあ!うどん作り開始です。
粉や塩水の分量をしっかり計ります。
ここは重要なポイント!
間違うと、硬くて伸ばせないことになります。

そして、うどんを茹でるのは、最後の「野外炊事」。
かまどの設置、まき割り、火おこしと経験したことの復習です。
火をつけるタイミング、出汁を作るタイミングは各班で考えました。
粉から作りましたので、時間はかかりましたが、各班完成!!


作るのは2時間以上、食べるのは10分くらいでした・・・!
面の太さや形はさまざまでしたが、自分たちで打ったうどんは最高に美味しかったですよ!
出汁も各班で味が違いましたが、いりこと昆布の味がしっかり出て、美味しかったです。

そして、12月の活動で行った、陶芸の「釉薬つけ」も合わせて行いました。
作品の表面に、自然の葉や枝の形をつけた部分には色付けをして、釉薬は「吹きかけ」の要領でつけました。
和のテイストがあり、良い感じになりました。
焼き上がりが楽しみです!!

今回の活動では「うどん」を題材にして、食について考える活動に取り組みました。
火を通せば、簡単に食べられる今日ですが、一ら取り組む事により、食の大切さ、食べること、作ることの喜び、大変さを感じ、体験した活動になったと思います。
また、今回は班活動について、班長を中心に、班で協力して取り組むことを行いましたが、連携が取れていない場面もあり、課題として残りました。
班の仲間が一体となって取り組めば、意識の高い活動になったと思います。
友だちに対しての甘え、自分自身の甘えがあるかと思います。
リーダーシップをとり、お互いに相互依存の関係、そして自立への道が開けることを願います。
高学年のジュニアのみんななら、きっとできることでしょう。
次回はいよいよ、今年度ジュニアの最終回。
最後の協力・発見・共感です。
悔いのないように、がんばろう!
ジュニアのみんなと、遠賀郡芦屋町の「夏井ヶ浜」に行きました。
夏井ヶ浜周辺は「はまゆう海岸」ともいわれ、夏には、はまゆうの白い花がたくさん咲くとてもきれいな場所です。
ビーチコーミングとは、浜辺(beach)をくしで髪をとく(combing)ように探すことから名がついたといわれます。
海岸に打ち上げられた、漂着物を探す活動です!
どんなものがあるかワクワクです♪♪

海岸に到着!!
雪マークも出ていたこの日は、海の風が強く、「さむ〜い」
海は冬の色をしています。
そして、海岸には波がはげしく打ち寄せています。

ビーチコーミングは、今の時期「北風」が吹く頃が最適!!
北風に乗って、様々なものが漂着するためです。
夏になると、漂着したものを、また風がどこかの海岸に持っていってしまいます。
今回は「化石掘り」の活動でもとてもお世話になっているクロちゃん先生に、ビーチコーミングについて学び、体験することをお願いしました。

時折来る大きな波に注意しながら、捜査開始!
海岸には「貝・石炭・化石(珪化木)」、そして「メノウ」など魅力的な物が沢山!!

それに混じって、人工物もたくさん打ち上がっていました。
早くも、子どもたちの持つ袋はいっぱい!
さあ!2カ所目に移動です!
ビーチに降りると、どこから流れ着いてきたのか、壊れた冷蔵庫がありました。
なぜ?と思いながらビーチの奥にいくと・・・景色が一変!!
大量の漂着物、それも人工の物がたくさん打ち上がっていました。
その中には隣国の物も多数あり、日本は島国、他の国とは海を通してつながっているんだと再確認しました。

ふりかえりでは、クロちゃん先生の漂着物コレクションやビーチコーミングを通した海の四季の映像を見せて頂きました。
そして、環境問題にも触れ、考えました。
他の国のゴミも流れ着いているのは事実ですが、日本からも流れていることも知りました。
知らず、知らずのうちに、環境を悪化させている人間がいることで、動物たちも被害を受けていることも・・・
各班のまとめでは、ビーチコーミングの楽しさ、環境問題についての感想。
そして、ゴミを捨てないという共通の意識をもった活動になりました。


今回のテーマは「ジュニア隊・陶芸家になる!」
さあ!なれたでしょうか?
電車とバスで移動して「じゃがいも村」に到着。
陶芸の先生が笑顔で迎えてくれました。
先生は朝早くから準備をして下さっていました。
準備後、陶芸の説明です。
今回は「たたら造り」でお皿を作ります!
ただお皿を作るだけだとちょっとさびしいので、里山で「もみじの葉、ササの葉、野いちごの葉、ヒノキの葉」を拾い、模様をつけることにしました。

形を作る前に粘土を板にたたきつけて空気抜き。
ここで手を抜いたら大変です!!
バンバンといい音が響き渡ります!!
空気抜き真っ只中、力が入りますね!!

均等に伸ばすには、めん棒で伸ばしますが、デザインした形の通りには、なかなかうまくつくれません!
「そういう時は、粘土を切り取ったらうまくいくよ」と、陶芸の先生のお手本を見学させてもらいました。
子どもたちは、形を形成しながら、考え、作品作りに取り組んでいました。

最後は飾り付け。
表面に採ってきた葉を並べ、仕上げました。
仕上げた作品は、葉の色が鮮やかできれいでした。
(焼き上げた時には、葉脈がきれいについているはず!)
形や、大きさ、そして縁に飾りをつけたお皿もあり、個性ある作品が出来上がりました。

時間いっぱいまで、作品作りに没頭した子どもたち、みんな「たたら造り」は初めてでしたが、「もっとやってみたい」「焼き上がりが楽しみ〜」と感想がありました。
来年2月の活動の時「釉薬」色付けをやろうと提案すると・・・
大賛成!!の声が上がりました。
今から楽しみですね♪

次のジュニアの活動は、年明けです。
しばらくみんなには会えませんが、よいお年を!
来年も宜しくお願いします。
今回縦走登山を計画した山は、北九州にそびえる「足立山から戸ノ上山」です。
そして1泊2日の「宿泊プログラム」も今回が最後です。
ベースとなる宿泊地は「足立青少年の家」。
またまた、雨の天気です・・・
目的地となる小倉には、歴史的な建造物や環境についての施設があり、ジュニアらしく、それらを調べる活動も取り入れました。

博多駅からルートを示す指示書を頼りに行動しました。
指示書は、その場所に行かないと開封できません。
また、調べる問題もその中に隠されています。
ルールを確認して、各班スタート!
今回調べた場所は「小倉城と水環境館」。
宿泊施設に集合する時間は決まっていますので、班の中でどのように時間を使うかを考えながら活動をしました。
小倉城では、築城に関しての背景や巌流島について、水環境館では、紫川の環境改善について調べました。

14時半、各班時間通りに施設に到着しました。
夜のミーティングでは、翌日の登山計画の打ち合わせと調べた事をまとめる発表をしました。
調べてきたことを単純に書くことは簡単ですが、まとめ、判りやすく編集する作業に苦戦していましたが、ポイントを教えると、さすが高学年といえるようなまとめと発表になりました。


さて、2日目です。
いよいよ、メインプログラムの「縦走登山」です。
「足立山から戸ノ上山」までは約11キロの山行です!!
前日の雨も無事あがり、天気も回復してきました♪
体調の確認、準備運動ののちスタート!!
妙見神社登山口から登山開始です。
足立山までは、急登が続きます!!
急登に苦戦しながらも、足立山山頂に到着!
途中の疲れも、最高の景色に忘れてしまいそうでした♪
今の所予定時間通りです!!
さあ!ここから約6キロの縦走が始まります!!
昼食予定の「大台ケ原」まで出発!
今度は長い下りと小ピークの連続です!!
時折、尾根道から見える景色を楽しみながら、予定より40分程多くかかりましたが、大台ケ原に到着!
草原の中の大台ケ原は、最高の食事ポイント景色をみながら、お弁当を完食しました。

そして、最後のピーク「戸ノ上山」に挑戦です!
気合を入れて出発!
またまた、急登が・・・
20分程で戸ノ上山に到着しました。
2つのピークを制覇しました!
子どもたちの感想では「きつかったけど、景色が最高!」「違う山にも挑戦したい!」などありました。

今回の縦走登山では、約11キロの距離を歩きましたが、これほどの距離はほとんどの子どもたちが、初体験でした。
体力の差もあり、班の仲間が遅くなったり、坂道に怖くなったりもしましたが、子どもたちは遅れている仲間を励まし、時には手を持ちながら活動する姿も見られました。
思いやる気持ちが多く見られた活動となりました。
また、仲間を応援する声が山に響きわたり、一人一人が挑戦する勇気をもらったように思います。
ジュニアコースで一番のお天気になり、気分も最高です。
今回のテーマは「じゃがいも村で森あそび」です。
じゃがいも村の里山の中に「隠れ家や・遊び道具」を作りました。
オリエンテーションでは「ロープワーク」講習を行いました。
高学年だけあってのみ込みが早いですね♪
さて、隠れ家を作るには材料が必要ですね!!
本部からの貸し出し装備は「ブルーシート、PPロープ、のごぎり、ナイフ」
あとの材料は森の中で調達します。

そして、今回は発表会・評価会も行います。
早速活動開始!
子どもたちの頭の中にそれぞれ隠れ家の設計図があるようで、どんどんアイデアが出てきます。
倒れている木を片付け、竹を切り出し、アイデアを出しながら進めていきます。
時には意見がぶつかりながらも解決し、作業は進んで行きます。
昼食をはさみ、各班とも完成!!
なかなか良い物が出来上がっているようです♪

さて、発表会です。
発表の内容は「作品名、特徴、工夫した所、難しかったポイント」です。
各班ともしっかりとした発表でした!

1班は作品名「シーハウス」
ブルーシートの青さと涼しい空間のネーミング、そして遊具ブランコや鉄棒を作りました。
遊具は角縛り、もやい結びなどを使って製作。
大人がぶら下がってもビクともしません!!

2班は作品名「バンブーハウス」
立木に切り出した竹を角縛りで縛ってあり、背もたれもありました。
これもビクともしなく、快適な座りごこちでした♪
いよいよ評価!
評価ポイントは「ロープワーク、工夫したこと、全体(発表)」です。
評価委員も真剣に評価!
結果、僅差ではありましたが2班が勝利しました。
ロープワークもキャンプ道具の進化で、徐々に使うことが少なくなってきていますが、いざという時に役に立つこと、そして個人のスキルになると思います。
また、今回の活動では班のみんなで協力という目標が達成出来たと思います。
次回は縦走登山!
個人の挑戦でもありますが、班での挑戦でもあります。
登った人しか見れない景色を見に行こう!!
2ケ月ぶりの活動になりました。
今回のプログラムは、7月に雨で延期になっていた「シャワークライミング」、そして1泊の「キャンプ」もちろんテント泊!
晴天の空模様、久しぶりに会ったジュニアの子どもたちも元気そうです!
早速、今回の宿泊地「ふくおか森の家」に向かいました。
オリエンテーションの後は「テント設営」。
テント設営や宿泊するが初めての人が半数以上でしたが、カウンセラー、班のみんなで協力して設営!
「案外広いんだ〜」「暑そう・・・」などなど感想がありました。
そして、野外炊事は、食事の計画から取り組みます。
班のみんなで、メニューや材料、量を考え、食材の買い出しも行いました。
考える上での大切なことは「バランス、季節、量」。
もちろん、レトルト食品はNGです。
最後は、ディレクターのOKが出るまで班のみんなで考えました。
班のみんなで考えたメニューは
1班「オムライス、コンソメスープ、フルーツヨーグルト」
2班「マーボー丼、中華スープ、フルーツヨーグルト」
各班、出来上がりの予定時間は過ぎましたが、味付けはしっかリできていましたので、おいしい食事をたべることができました♪
夜は明日の「シャワークライミング」のミーティングを行い、就寝しました。
実は、夕方から雨が降り出し、スタッフは「またか!」と思いましたが、夜中に雨が上がったので、ほっとしました。
翌日は5時起床、準備を整え、バスを乗り継いで早良区椎原地区に出発!!
空は若干曇り空、班で挑戦、協力することを伝え、掛け声をかけて挑戦!
「つめたい〜」「深い!」沢の水に逆らいながら、小さな滝を登り、滑る石を避け、歩きます。
子どもたちも声を掛けあいながら、時折手をお友だちに差し伸べる姿もみられました。
いよいよ最後の挑戦!!
落差3m程の滝に挑みます!頂上までは6m!
補助として「スリング」は使いますが、自分の足、手、そして力で登ります!
途中で力尽きて、引っ張り上げられた人もいましたが、1人また1人登り上がると、拍手や歓声がわきました。
最後は「バンザイ!」みんなで制覇した感動を共有しました!
子どもたちの表情には達成感に満ちた笑顔が溢れていました。
キャンプ生活では、班での協力には課題もありますが、ふりかえりで子ども自身から、その点についての反省や気付きがありました。
今後の活動に向けて、一人一人、そして班全体がさらに成長していきたいと思います。
梅雨明けも空けきらず、降ったりやんだりが続いたここ数日のお天気…。
天気予報とにらっめこしながら、今回の活動「シャワークライミング」に向けて、スタッフ一同万全の準備をしていました。
ところが、無情にも、前日の雨で沢は増水…。
子どもたちの安全を考え、プログラム変更し、10月に開催予定の「レッツ フィッシング!」を行うことになりました。
お天気はまずまずです。
電車とバスを乗り継ぎ、福岡市西区の「海つり公園」に到着!!
早速、釣りの準備です。
一人で1竿使うことにしました。
自信のないお友だちは二人一組になり、協力して行うことにしました。
釣りのやり方、仕掛けの準備も終わった所で…、
雲行きが、怪しくなり…、「ザァー」…。
雷も鳴り出し、しばらく待機です。
子どもたちは早く釣りたい気持ちでいっぱいですが、雷が止むまでガマン!
その時間は、職員の方が釣りのポイントやコツを教えて下さいました。
ありがとうございました♪
雷も鳴り止み、雨も小康状態になったので、レッツフィッシング!!
釣れるポイントを探しながらトライ!!
しばらくすると「ヒット」の報告が!!
バケツの中を覗くと・・・いました「コアジ」が!
約3時間ほどの釣りの挑戦でしたが、悪天候の中、全体で100匹程の釣果でした♪
時折土砂降りの雨が振りましたが、子どもたちはやめることなく、果敢に挑戦していました。
また、全員釣り上げれたとこは、釣りに対しての自信や興味につながったと思います。
「また挑戦したい!」全員の感想は同じでした♪
夕食の食卓には、子どもたちの釣り上げた魚料理が並んだことでしょうね。
さあ!
次回会うのは夏休みが終わっての、9月のキャンプです。
元気な顔で再会できることを、楽しみにしています。
ジュニアコース2回目の活動は「野外料理の達人になろう!」です。
さあ!達人になれたでしょうか?
メニューは、子どもたちからリクエストのあった「炊き込みごはん」、そして「けんちん汁、とり肉のホイル焼き」という和食になりました。
もちろん野外料理の達人を目指しますので、「薪割り・火おこし」にも挑戦します。
各班係に分かれてスタート!
薪割り・火おこしが初めての子どももいましが、真剣な眼差しでレクチャーを聞き、挑戦しました。
薪割りも徐々に慣れてきて、細いまきも作ることができました。
薪も組み、火をつけようとしたところ、「つけるところが見えません」
…組み直しですね。
再度組み直し、点火!!
1回でつけることができました。
さすが高学年!
レクチャーをしっかり聞いていたおかげだね!
調理係もやはり高学年!
普段のお家でのお手伝いの成果がでたようです。
テキパキと下ごしらえが出来ました!
火もおきたところで、調理開始!
ごはんは調味料が入っているので、普段より焦げやすいので注意が必要ですが…
少し焦げたにおいがしたので、急いで火からおろし、なんとかセーフ
けんちん汁、とり肉のホイル焼きの順に完成しました。
みんなで協力して作ったごはんは最高に美味しかったですね〜
味付けは各班で違いましたが、班のみんなが美味しければOK
最後は片付け。
少し協力体制に課題も残りましたが、なんとかOKをもらい、各班終了!
最後に子どもたちに聞きました。
「達人になれましたか?」
返事がありませんので、次回の宿泊キャンプに持ち越し??
みんな挑戦する気持ちを忘れずに!!
今年度のジュニアコースもスタートしました。
元気なジュニアコースの子どもたちと初めての活動場所は「海の中道海浜公園」。
自己紹介や仲間作りゲームそして、班の目標、個人の目標を決めました。
ジュニアコースは4年生以上の子どもたちなので、話し合いでは「さすが高学年!」と言える話し合いが出来ていました。
今後は班長を中心に活動をしてくことを目指します!
さあ!話し合いが終わると「アドベンチャーハイキング」に出発!
公園の地図を頼りに各ポイントを回りながら暗号文を探し、最終目的地を探し出します。
タイムリミットいっぱいでしたが、各班ゴールしました!
初めは各自地図を見ながらバラバラに行動していた班も、一番早いルートを考え出したお友だちが、リーダーシップを発揮していました。
また、はじめはなかなか班のお友だちと馴染めなかった人も、ゴールでは満面の笑みでした。
ジュニアコースの1年間の目標は「冒険心を持とう」です。
これからの1年間、色々な活動を通じて、「感動、心、勇気、気持ち」考えながら、楽しく活動してきたいと思います。