いよいよ今年度のチャレンジ隊、最後の活動を迎えました。
最後の活動は、チャレンジ隊恒例のプログラム、50kmのハイキングに挑戦です。
今回の活動はチャレンジ隊としての最大の山場のプログラムです。
今年は、子どもたちと話し合いをして、小学生グループは、55km。
中学生グループは、60kmに挑戦しました。
新宮町をスタートとして、宗像大社をまわって海岸線を歩き、篠栗町の「ふくおか森の家」までを歩きました。
歩いた人にしかわからない苦労、つらさ、そして歩ききった満足感。
子どもたち一人一人が本当に頑張りぬき、12時間〜14時間歩き続け、全員が見事ゴールしました。
2日目に行った活動の振り返りでは「班のみんながいなければ絶対に歩けなかった」「とても達成感があった」「あきらめないで歩き続けて、ゴールできてうれしい」「これからもいろいろなことにチャレンジしたい」「チャレンジ隊に入ってことで、自分を変えることができた」などなど、子どもたちが心の底から感じ取った言葉を聞かせてもらいました。
仲間の大切さ、あきらめないことなど、言葉で語ることは簡単ですが、チャレンジ隊のみんなは、本当に実感を持って、体験を通して、それを感じていることに、スタッフもとても感動しました。
一年間、子どもたちと一緒に活動を共にしてきたカウンセラーは、子どもたちの言葉を聞いて涙が込み上げてくるほどでした。
それほどに、この2日間の体験は、子どもたちにとっても、スタッフにとっても濃いものでした。
一年間、チャレンジ隊のメンバーとして頑張ってきたみんな。
これからの活躍を期待しています!
また会いましょう!
第9回の活動は、ワカサギ釣りに挑戦しました。
時折、小雪の降る中での活動となりましたが、子どもたちは元気いっぱい、寒さも気にせずにワカサギ釣りに没頭していました。
ワカサギ釣りは、ほかの釣りと違って引きの感覚がわからない釣り。
何度も釣り糸を巻き上げながら確認をしてのワカサギ釣り。
1日目は釣果があまりなく、寒さばかり感じるものとなりました。
夕食は、釣り上げたワカサギを使ってのメニューとしている班もありました。
ワカサギ丼を計画した班は、ひとり一匹の丼となりましたが、自分たちで釣り上げたワカサギ丼に子どもたちは満足していたようです。
2日目は、まだまだ日が上がっていない時間から準備しました。
寒さもあったのですが、少しは慣れたのか、釣果もまずまず。
2日間通して、全体で200匹くらいは釣り上げました。
持ち帰ったワカサギは、おいしく料理となって食卓にのぼったのではないでしょうか。
第8回目の活動では、いま注目のスポーツ「ボルダリング」に挑戦してきました。
2020年の東京オリンピックでも正式種目になったボルダリング。
人工壁についたホルダーと言われる突起物を手と足を使って登っていく競技。
子どもたちは、2日間に渡って挑戦しました。
初日は、まずはボルダリングの基本を学びました。
その後、ひとりひとりボルダリング壁に挑戦しました。
使えるホールドを制限することにより、壁を登る難易度が上がっていきます。
子どもたちは、ひとつひとつ課題をクリアしていきます。
最初の4ランクくらいまでの課題は何とか全員クリアできましたが、その後の課題はちょっと難しく、登ってはゴールまで登ることができず落下。
何度も何度も繰り返し挑戦しました。
でも、徐々に腕もパンパンとなり休憩。それでも、果敢に攻めていく子どもたち。
今回のボルダリングを通じて、最後まであきらめずに挑戦することの大事さを、感じてもらえればと思っています。
チャレンジ隊第7回目の活動では、標高1762mの星生山(ほっしょうざん)へ登山を行いました。
風が強く、雲の流れも速い日でしたが、何とか天気に恵まれ、無事に全員「星生山」の山頂に立つことができました。
しかし、山頂付近は風が強く、一歩前に出るのも大変な状況でした。
山頂に登った余韻に浸る事もできず、すぐさま下山となりました。
班の仲間と励まし合いながら、ひとつの目標を極めたことは大きな達成感を味わうことができました。
夜の夕食づくりでは、その共通体験のおかげか、仲間といつもより班の協力ができていたと感じられました。
あと残すところ、3回の活動。
助け合いながら、さらなる挑戦をして行きたいと思います。
第6回目の活動では、「ソロ・チャレンジ」を行いました。
子どもたちとプログラムについて相談。
その結果、海づりを行いたいということで、福岡市海づり公園へ行って海づりに挑戦しました。
この時期、小アジが釣れていると言うことで、早速挑戦しましたが、釣果は最高!
小アジをはじめ、イシダイやクロと言われる大きな魚を釣り上げることができました。
里の家かりんに戻って夕食の調理です。
釣るのは楽しく、多くの魚を釣り上げましたが、調理をするのは大変!
大量の魚を唐揚げや塩焼きにして食べました。
2日目は、晴れ間をみて、火おこしの復習もかねて、ソロクッキング。
最初、火おこしに苦労をしていた子どもたちもいましたが、さすがチャレンジ隊。
全員、何とか時間内に昼食を作り、おいしく食べることができました。
自分たちでやってみたいということにソロで挑戦でき、子どもたちも満足した顔をしていました。
チャレンジ隊第5回目の活動では、佐世保市の海を会場に、「シーカヤックで無人島上陸作戦!」と題してシーカヤック三昧の3日間を過ごしてきました。
台風が接近している中でのプログラム。
しかし、プログラム中は台風の影響もなく、時折青空も望める天気でした。
プログラムでは、カヤック経験者もいましたが、基礎から学び、新鮮な気持ちで取り組みました。
2日目には、天気がいつ急変するかわからなかったため、コースを短縮してのツーリングを行いました。
3日目のタイムトライアルでは、仲間同志、積極的に応援する声も聞かれ、仲間の連帯感が感じられました。
生活面では、各係の子どもたちが指示を出しながら、活動に取り組みました。
時間の管理や協力、活動の取り組み方などに課題があり、今後の活動では、個人の目標を考え、隊としての目標を設定し、活動後に評価、次回の活動にフィードバックし、個人プレーではなく、仲間と協力する意識をしっかりもった活動になるように話し合いをもちました。
これまでの意識を変えて、行動することの大切さを考え、後半の活動で発揮してほしいと思います。
夏休み最後の週に行った「海あそびキャンプ」。
わんぱく探検隊と合同での活動でした。
メインプログラムである手作りいかだレースでは、今年もチャレンジ隊のパワーをみせることができ、今年はダントツ1位でのゴールとなりました。
また、その夜に行われた夕食コンテストでは、惜しくも1位はわんぱく探検隊にゆずったものの、何とか2位に入ることができ、チャレンジ隊の力をみせることができました。
今回の活動の頑張りを、これからの活動につなげていってもらえればと思っています。
今後、さらに活動を経験することにより、さらなる班の仲間との協力や一人一人の飛躍に期待しております。
7月に行った「ロープスコースに挑戦!」では、ロープスコースのハイエレメントに挑戦してきました。
班の仲間と協力をしないと解決できない課題。
仲間と話し合いながら、試行錯誤しながら課題に挑戦している姿は真剣そのものでした。
また、約15mの高さに設置された課題に挑戦する際も、仲間を励まし合いながら、サポートする姿を見ることができました。
今回のプログラムを通して、困難な状況でも、試行錯誤しながら、あきらめずに挑戦する気持ちが大切だということを一人一人感じたのではないかと思います。
ぜひ、今回の活動での協力体制を生かして、今後も頑張ってほしいと思っています。





はじめての活動ではありましたが、子どもたちは元気いっぱい、いろいろな活動に積極的に取り組んでいました。
テント設営、火おこし、ザックのパッキング方法など、今後の活動に最低限必要なキャンプ技術について学び、子どもたちはどのプログラムも熱心に取り組んでくれました。
しかし、班の仲間との連携がまだとれないところがあり、時間に追われた活動になりました。



2日目は、時折小雨がふる天気となりましたが、子どもたちの意気込みもあり、予定通りひとりひとりでの火おこしに挑戦をしました。
ひとりで薪をわって、かまどを作って、薪を組んで火をおこしました。
何度も消えてしまう子どももいましたが、何とか全員ひとりで火をおこしてお湯を沸かすことができました。
沸かしたお湯で飲んだホットドリンクは、ひと味違った飲み物に感じたのではないでしょうか。

今回の活動をとおして、困難な状況でも、試行錯誤しながら、あきらめずに挑戦する気持ちが大切だということを、ひとりひとり感じたのではないかと思います。